チーム・デスカンファレンス
- hanamizuki3228
- 6月13日
- 読了時間: 2分
先日、花みずきナースステーションで約2年間ご支援させていただいたA様がお亡くなりになりました。心よりお悔み申し上げます。
A様は、ご家族と共に、可能な限り自宅で過ごされ、最期の最期まで自分らしく暮らされました。
そんなA様へのケアは、「在宅診療所まつえ」さん、「ヘルパーステーションすみれ」さん、「在宅介護支援サービスすみれ」さん、そして花みずきナースステーションがチームで支援させていただきました。
会社や専門職という垣根を超え、チーム全員で日々連携を行いながら、A様のためにチーム一丸となりご支援させていただきました。
そういった今までのチームの連携やケアについて、全員で振り返り、そして今後のチームケアに活かすべく、チームデスカンファレンスを行いました。
Aさんを偲び、黙とうから始まり、その後それぞれがAさんへの思いを語り合いました。
そして、今までのケアを全員で振り返りました。
振り返ると、ご本人とご家族を常に尊重しながら、チーム全員で一緒に悩み、一緒になって前に進んでこれたことを実感しました。
もちろん"正解"はありませんが、「チーム」全員が同じ気持ち、同じ方向で、最後の最後まで全員で寄り添い、支え合えたこと、そしてその中でご本人がご本人らしく自己決定されてこられたことを振り返ると、チームとしてご本人とご家族の「暮らし」・「人生」・そして「その人らしさ」を支えられた連携だったのではないかと感じました。
話し合いの中では、ヘルパーさんが「職種の壁を越えて、それぞれの職種を尊重し、助け合うことができたことに、プロとしての達成感や幸福感を感じた」と口にされました。
そして、先生からも「このチームは、常にタイムリーに報告や相談ができたことが本当に有難かった」との声を頂きました。
同じ方向で、各専門職が垣根を越えて良い連携をすることは、地域の方々の為にも、そして専門職の人たちにとっても非常に重要であることを改めて感じることができました。
A様に学ばせていただいたことを、今後しっかりとチームで活かしていきたいと思います。
最後になりますが、A様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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