コミュニティケア3月号に掲載されました♫
コミュニティケアの3月号に代表取締役が掲載されました。
また、執筆依頼があり今度も掲載頂く予定です。
以下文章です
島根県は、日本海に面し東西に長く、隠岐諸島を含む自然豊かな県です。2019年10月現在で人口は67万3891人、65歳以上人口の割合は34.3%と、高齢化率は全国有数です。※
当協会加入の訪問看護ステーション数は79ヶ所(加入率は93%)ですが、うち約半数が県庁所在地の属する東部にあり、訪問看護師自体の数とあわせて地域偏在が課題となっています。
当協会の目指すもの
当協会は1995年、地域に根ざした訪問看護ステーションの普及推進を目指して発足しました。訪問看護師の資質の向上及び人材育成、多職種連携の活動に重点を置いて活動を続けています。
島根県は訪問看護事業を在宅医療推進の要として位置づけており、当協会発足時より協力体制を築くとともに、訪問看護の実情に即した政策を展開していただいています。
支部会活動の強化
2013年に県内ステーション数が急増したことを契機として、地域ごとに異なる課題に応じた活動が必要と考え、県内9圏域に支部会を発足しました。
各支部会が独自に実践した取り組みを年2回開催の支部長会で報告してもらい、協会全体で共有することによって、以後の研修や政策提言等につなげています。
訪問看護の普及・啓発
2014年より、訪問看護の理解促進を図るため、当協会の主催で「訪問看護フェスタ」を年1回開催しています。
2019年のフェスタでは、母親の介護経験を持つタレントの新田恵利さんに「介護は突然やってくる、その日の為に…」の演題でご講演いただきました。また、在宅医療をテーマにした寸劇「どんな状態になっても自分らしく暮らしたい」を上演し、訪問看護師自らが訪問看護師役として出演するなど、実際の専門職がそれぞれの役を演じて好評を得ました。
多職種がともに育つ
2003年より、介護支援専門員協会と合同研修会を開催しています。2014年からは、看護協会も加わり3協会の合同研修となりました。これからも多職種の相互理解を深めるべく活動していきます。
今後も続く想い
当協会は、訪問看護師とは人々から頼られ、応援され、憧れの的となるような存在であってほしいと願っています。そして、一人一人の訪問看護師が誇りを持って、良質の訪問看護を提供することで地域へ貢献できるよう、全力でサポートしていきます。
※〇島根県推計人口
令和元年10月1日時点:673,891人
【出典:島根県政策企画局統計調査課「令和元年島根の人口移動と推計人口(速報)」より】